4.選択枠
  a.12ft以下のボート(50-60kg)、8psまでの船外機でカートップ積載が確実な艇を選択する。
  b.13ft以下のボート、10psまでの船外機でカートップ積載をするが、体力的に 難しいと思ったら、トレーラーを購入する。
  c.14ftのボートで始から小型ボートトレーラブルを選択する。
  d.15-16ftのボートで普通トレーラーを選択する。
                                     ボートサイズ、搭載船外機の馬力 VS ボートスピード
3.ボートトレーラー
   *トレーラーの規格には軽、小型、普通があり、その大きさが決められています。軽では3m40
        (L)x1m48(B)以内、小型では4m70(L)x1m70(B)以内、それ以上は普通トレーラーと
        なりますが、普通免許で運転できるのは連結状態で12m以下、車両総重量 750kg以下が
        一般的な上限でおよそ16ft程度のボートを牽引することができます。
   *頻繁にボーテングをする方はその利便性と維持費を考え、トレーラーをお勧めします。
   *軽トレーラーはその幅、内輪差もなく、連結しているのを忘れるぐらいに運転が楽ですが、トレ
        ーラーの長さが短く一般的にボートには使われて いなく、PWC用として利用されています。
   *小型トレーラーはおよそ14ftのボートを牽引することができます。
         車両総重量も 400kg程度に収まり牽引車側の制限もほとんどな
         く、運転も 慣れればそう 難しく はないと思います。
   *普通トレーラーは16ft程度のボートを牽引できますが、牽引車は
         基準以上でなけば連結証明が記載されません。たまにボートを牽
         引する場合、幹線道路であればよいのですが、幅広のトレーラー
         (片側+150mmまで可)で細い道を対面通行する場合や内輪差
         に対して慎重さが必要ですまた追越しのあと元の車線に戻る時、
         普段のような戻り方をすると後方車とトレーラーの接触事故につな
         がりますので注意して下さい。
2.カートップ
   *カートップで運搬できるボートサイズはその人の体力、使用する自動車の車種により異なって
         きますが、一人の場合はボート重量が50-60kg、二人では60−70kgが限界であろう。又
         船外機の現地セツテングはスタンドを使ったとしても8−15馬力まで。
   *カートツプに使用される車種はステーションワゴン系が屋根が長く後部まで延びているので、
        後ろからの積降が容易である。ワンボックス系は屋根が高くなる分、難しくなる。
1.長短所
  カートップの場合
   *ルーフキャリアーだけで追加費用があまりかからない。
   *ボートキャリアーを使えば、揚降場所が比較的自由である。
   *車種により、また一人で載せられるボートに限界がある。
   *運搬中、車内がボート装備品に占領される。
   *車で走行時横風圧で運転しずらい時がある、特にワンボックスタイプの場合。
  ボートトレーラーの場合
   *牽引車との連結だけで手軽に移動できる。
   *重量のある大きなボートでも一人で手軽に揚降ができる。
   *同じ時間でも、出航準備(ボートの積降し船外機のセッテング時間)がなく、より多くのボーテング時間を得られる。
   *トレーラーを購入する費用が必要である。
   *トレーラーを駐車するスペースが必要となる。
   *車一台分の維持費が必要である。
   *連結しているので機動性がなくなり、途中でコンビニ、ファミレスにも立寄りずらくなる。
   *牽引車とトレーラーが進入できるスロープまたは海岸線が必要である。
11-13ftクラスの船外機付きパワーボートにおいてその運搬方法をカートップかボートトレーラーかで悩んでいる方もおおいと
思われます、個々のボートでの遊び方、そのフィールド、住まいの環境等の違いがありますので、おのおの特徴を考えあわせ
て決めて下さい。
BDB2-092-01
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