j.完成
i.艤装作業 オールロック、インスペクションハッチ、船外機パッドなどの取付。
h.塗装、仕上作業
g.シート他パネルの取付
f.FRP作業
*フレームの接着部を補修、フィレット後ガラステープで外板とフレームを接合する。
*内面をガラスクロスでオーバーレイする。
仮フレームを取外し、余分なフレーム
を切り取る
組立台からボートを取外し反転する
e.反転
d.外全面をガラスクロスでオーバーレイする、脱泡時ガラス繊維を引張るとナックル部に空洞ができますので細心の注意をして
作業して下さい。フェアリング後塗装をします。
アウターステム取付
スケグ取付
外板パネル張り終了
図-4
図-3
図-2
図-1
パネル取付位置マーク
*パネル取付位置マークを基準に板を張り合せます、ラップ W は15mm,板厚
t は6mmです。(図-1,2)
*パネルを仮接合し、ラップ部(ナックル部)のカーブをチェツクします、修正が必要な場合ラップ幅Wで調整します、Wを増や
すことによりそのカーブはフレーム間でより直線的になり、またWを減らせばその逆にらります。
*パネル幅を基準より大きくすれば見た目の t が厚くなり、がっしりした感じを得ることができます。(図-3)
*ステム部では各パネルの段差が無いようにしますので板をテーパーダウンします、テーパー度の標準は板厚 t の50-8
0倍です。
(図-4)
第2,3,4パネルをラップジョイントする
キール並びに第1パネルをステッチ&グルーで接合
フレーム、デッキパネル
外板パネル
トランサム部詳細
ステム部詳細
フレームには外板取付位置マーキングを忘れずに
型、フレーム全体
ステッチ&グルー
クリンカープランキング
c.プランキング
a.パネル加工
*合板のスカーフ継ぎ
*図面寸法を合板に写し、各パネル形状を画く。
*各パネルを切り出す。
1.パネルクリンカー工法とは、その特徴;
*クリンカー工法を簡素化し作り易さを追求し、かつ昔ながらの雰囲気を
持つ工法です。
a.キール、第1パネルは幅広でステッチ&グルー工法、他の
パネルはクリンカー 張りですので片舷のバネル枚数を5-
7枚(キールパネルを除く)に減らし、かつ外観は従来と変わりありません。
b.旧来のステム並びキールはありませんのでむつかしいラベッテングの作業はありません。
c.各パネルの形状は展開済みなので型にバテン材を取付、パネルの形状を出す作業はありません。
d.外板の両面をガラスクロスでオーバーレイするの初心者でも強度的に安心できます。
BDB5-TD03
b.組立台並びにフレーム組立
*ステム、フレーム1−5そしてトランサムを組立台上に取付る、なおフレーム2,4は型なのであとから容易に艇体から取外
せるようにする。
TD-03
2.建造の一般的な工程;
ここではテンダー11の1/5の模型をほぼ実際に近い工法で作りましたのでその画像を使い説明します。