ボート自作図/完成艇/セーリングプラム　９

＊ボート重量５０kgぐらいまでであればカートップは可能である。
   歳と共に体力は落ちます、セーリングを楽しみその後にボート
   を車に載せて帰るのはつらくなって来ます、このボートは３２kg
   と軽く気軽に楽しむことが出来ます、でもセーリング中は１２ft
   でセーリングしたいのですが。
＊保管場所は駐車場の隅に立掛けておけば２.８ｍｘ０.６ｍの
　スペースがあれば保管が可能です。

上は縄はしごです、「沈」をした時に使おうと思っています、
まだテストはしていません。使い方は
１．沈したボートを正立させる。
２．足を梯子に掛け、体を安定させボートの中の水を出来るだけ
　排出します。
３．梯子と腕の力を使ってボートの中に這い上がります。ボート
　は左右方向より前後方向が安定性がよいのでトランサムから
　あがります。歳をとると腕力と脚力が必要です。
４．海での遊びでボーデングラダーとして使えるかも？

このような小型艇ではシートに座った状態で全てのボート、
セールのコントロールが片手で出来ることが安全につながり
ます、右はアルミアングルで作ったジャムクリート、左がア
ルミ型材を流用したパイプクリートもどき

メインシートはクローズホールドの場合はトラベラーを使いボ
ートの中心部からシーテングします。

＊ボート全体ＯＰより一回り大きい感じである。
＊特徴は前部を絞り、長めなオーバーハングを持つマルチナッ
　クルのプラム艇です、リグはブームレスのラグセールでシン
   プルな艤装、バランスよいセール面積が確保でき、小型艇に
   向いています。
＊セールも自作してみました、ＣＡＤ展開、生地はテント屋で入
   手、縫いは家庭用ミシン、費用は約１万円。

ボート前部、オール等の収納で浮力タンクはなし、木製なの
で大丈夫ですが、紅葉マークセーラーの安全の為発砲スチ
ロールを取付予定。

リーチング時はリングロープをリグニングクリートにかける事に
より、舷側からシーテングをしブームレスでもセールのツイスト
を防ぎます。

ダウンウインド時はスプリットをクリューとハリヤード間に掛け
ウイスカポールのように使いセールの効率をあげると共に艇
の安定性を保ちます。

＊この日は風速１－２ｍ程度で艇が小さいので体重移動により
　艇の姿勢コロコロとした感じである、３ｍ以上の風でセールボ
　ート本来のピットチングのみで安定感のある走りになる。
＊ボート前後の予備浮力が少ないのでそこでの立ってでの作業
　には不安が残った、コクピットで集中コントロール出来るよう
　に艤装を改良！！

ダウンホールコントローラー
ブルーのロープがメインのダウンホールである、タックを前に
引くようにサブのダウンホールがある、クリューの前後位置
を変える事によりシーテングアングル、すなわちリーチテン
ションを変えます、微風ではリーチを緩くし風を流したほうが
良いでしょう。

船底にはセルフベーラーが取付られている、ある程度ボート
スピードがないとビルジを排出しない、ボートの水洗い時に
は役にたつ。