3.仕上
  a.素地調整
    傷などの凹部はエポキシ パテで修正 して、最後は#2
    40で仕上げます。
  b.塗装
    ウレタンクリアーを2−3回塗装します、中研ぎは#320
       −400。
  c.その他
    *マストヒール、ハリヤード口などの擦れ部にはエポキシ
      コーテングします。
    *クリートなどは座面をスパーの丸みにあわせ削り、接着
     剤併用で取付ます。
上からスプリット、ヤード、マスト
2.作成
 a.角材のスカーフ
    材料が短い、節などの不良部がある場合など材料を
    スカーフ継手で必要な長さにして下さい、スカーフ長は
    板厚の5倍程度は左右のスカーフは板厚の10倍以上
    離して下さい。
マスト両端部並びエポキシコーテング
クリート取付
角材の積層、接着
角材のスカーフ
形状削り
2.作成
  a.角材の積層
    用意した角材をエポキシ接着剤でクランプ等を使い積層
        します、この時スパー材が直線になるよう注意して接着
        して下さい。積層材は材料の歩留まりをよくして、反りな
        どの変形を防ぎます。
  b.外形削り
    積層したスパー材は必ずしも真直ぐではないので中心
    線を描きそれを基準に外形線を決め、それより0.5− 1
    mm手前まで電動カンナ等でまず四角形にします。
  c.形状削り
     八角形の削り線を描きカンナで削り、次に16角形、丸み
    をもった多角形にします、そして#180の空研ぎペーパ
    ーでを完全に丸くします。
BDB5-05
1.材料
  シトカスプルースが軽く、強くオールに向いていますが入手
  が困難です、スプルースもどきの材料は建具屋にもあります。
  DIYでの入手はアカマツが小径木で年輪の密で真直ぐに通
  った材が多いです。その他ヒノキ、ダグラスファーなどあります。
  
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