d.接着
d01.接着(組立)順序は部品番号とほぼ同じとなっています。
c01.接着前には必ず仮合せをし仕上がり具合を確認
して下さい。不具合がありましたら修正して下さい。
c02.接着剤のつけ方は細口ノズル又は爪楊枝でテープ
(のり代)の片面に塗布し厚紙の端部に接着取付ま
す、乾燥後、ボート中央部のもう片面のテープに
接着材をつけ次の厚紙と前後位置を合わせ数回
に分けてパネルどうしを接着します。
c03.接合面にピンセット又は押しコテを強く押さえつけ
圧着をおこないます。プリフォームと圧着をする こ
とによりほとんどの場合それで固定されます。
テープ
2.道具
a.スプレーゴム系のり 型紙を厚紙に貼り合せるのに使用します。-3M
スプレーのり77又は55
b.接着剤 速乾性木工用ボンド。細口ノズルがついていると
のり付けの作業性がよい又は爪楊枝でのり付け
します。
c.カッターナイフ 普通のものでもかまいませんが、ペンシル型デザ
インナイフが適 しています。刃先角度が30°
d.ピンセット 小さな部品の取付、接着時の紙の圧着、紙の折
り等に使います、 先が曲がっているタイプが便利
です。
e.定規 20−30cmの長さの物。
f.カッテングマット A4サイズを用意して下さい。
厚紙でもかまいません。
スケールモデルを作る事により、実艇の作業手順、外観の形状が把握できスムーズな段取、作業ができると思いますので試して
ください。
BDB5-02
1.安全並び一般注意
a.カッターナイフの刃先でけがをしないように注意し、カッターを動かす方向に指をもってこないで下さい。そして刃先がきれな
くなったら、すぐに刃の交換を行って下さい。
b.手に接着剤がついたらすぐに拭き取って下さい。水分の含んだタオル
などがよいでしよう、作品がきれいに仕上がります。
c.模型の型紙は失敗した時の為にコピーしておきましょう。
3.作り方
a.型紙の貼付け
厚紙(0.3-5mm)を用意し型紙をスプレーのり
で接着し、布を「バレン」のように使い双方を密
着させます。
b.カッテング
b01.照明を使い各部品の切り線に沿ってカッテングマッ
トを下敷きに切取って下さい。
b02.カッターナイフの持ち方は小指をカッテングマットに
つけそこを支点とし動かすと安定してスムーズなラ
インが切れます。
b03.直線切りではカッターをねかし、曲線切りで アール
が小さくなればカッターを立てていって下さい。
厚紙での小さな曲線切りの場合は刃先を鋸刃のよう
にカッターを上下し多角形を作るように切って下さい。
b04.曲線切りの場合、カッターナイフは手前に直線移動
し紙を回転して切ると刃先が折れず長持ちします。
b05.カッテング時の視点は刃先を見るのではなく刃元を
見て切り線に沿ってカッターナイフを動かして下さい。
b06.厚紙を切る場合2度切りで行って下さい。
b07.切り終わった各パーツは合板パネルと同じです。
c.組立準備
c01.テープ(のり代)を作ります、幅は8mm,2つ折りで
紙厚 は0.2mm程度です。カッターナイフの刃が付いていない方又は千枚通しを使い折
れ線上をなぞってくぼみ(クセ )をつけて下さい。
c02.仕上がりがカーブとなる面はプリフォーム(事前曲げ)で紙にクセをつけることにより組立
が容易になると共に仕上がりも美しくなります。
02