*パネルのカーブが大きく、接合しずらい箇所はベルト等でパネルを引寄せてからステッチングします。
c.ステッチングワイヤー作成。
銅線を長さ100mmに切り、右画像のような形状にします。
1.ステッチング準備
a.パネル仕上
*合板(JAS)を裏面をサンデングし、汚れ取り、平滑にする事により、鉛筆線
を画きやすく、又アンダーコート樹脂量を少なくし、艇体を軽くします。
*合板の木口を面取りすればズレにくく、目違いの調整もし易くなりなります。
6m以下の合板で1mm、9mm以上の合板で2-3mmぐらいです。
b.ステッチ用穴あけ
*L/Rのあるパネルは原則としてどちらかのバネルに穴位置を記入する。
*ステッチ部に外形端より (D) の寸法を平行に画く。
*穴ピッチをパネル中央部の基準線(フレーム取付線など)を基点に振り分けて
(P2)の寸法で記入する、次の基点まで記入したらそれを新しい基点とし繰り
返す、パネルの端部に近くなったらそのピッチを
(P1) に変える。
*L/Rのあるパネルは、2枚を重ねパネルがずれないように仮止めしドリルで穴
あ けをする、その場合木片などを下に挟み、合板にバリがでないようにする。
BDB-412
2.ステッチング
a.仮ステッチング
*ハル中央部から軽くステッチングします。
*目違いが直しずらい、パネル同士の引き込みがうまくいかない場合にはステ
ッチを追加し ます。ペンシル型小型ハンドドリルは狭い箇所、追加の穴あけ
には便利です。
*ネジレ、シアー幅などハル
の形状を修 正します。
b.増締めステッチング
*指先で目違いを修正し
ながら増締めします、
ペンチを引張って回
すと合板の合いが良く
なり、銅線も切れにくくなります。
*指先で゜目違いが修正できない場合は平ドライバーの先を削った道具で修正
します。
*瞬間接着剤でパネルを仮固定すると、目違いの再発を防ぐ事ができます。
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