1)木口よりの距離はボルト径の4倍とする。ただし割れ易いものは6倍以上とする。
2)ボルトの木材縁よりの距離はボルト径の2.5倍以上とする。
3)断面内に並ぶボルトの相互間の距離はボルト径の4倍以上とする。
4)止むおえない場合を除き艇の内面でナットを締め付けなくてはならない。
5)ボルト穴は当てもみを原側とし、ボルト穴の径は水密又は強度的に重要な箇所
  はボルト径の径より0.4mm、その他の箇所は0.2mm小さいものとする。
6)1本のボルトで4個以上の相互に固着する材を通じて締付けてはならない。
3)棒状木材の穴あけ位置
    a)タッビングの下穴位置          Po=4d
    b)タッピングどうしの標準ピッチ  P=50d
2)合板類の穴あけ位置
    a)タッビングの下穴位置          Po=2.5d
    b)タッピングどうしの標準ピッチ P=50d
1)FRP板の穴あけ位置
    a)タッビングの下穴位置          Po=3d
    b)ボルト類の下穴位置            Po=3d
    c)固着釘どうしの標準ピッチ     P=50d
1)貫通の場合の下穴径はボルトの呼び径+0.2mm。
2)タップ加工の場合の下穴径
BDB-401-02
3.穴あけ位置(標準)
*タッピングスクリューで固着の場合、くび穴をあけないと固着物の引き寄せが
  出来ず圧着されないので注意する事。
*ハンドドリル、キリが古い場合は刃先の中心がずれているのでキリの寸法よ
  り+0.2mm程度大きな穴になります。
4.穴あけ位置(ボート構造部材)
2.ボルトの穴あけ
1.タッピングスクリューの穴あけ
401-02