趣味としてのボートビルデルグ
*ボートを自作し、そのボートでフィツシング、ウォータープレーをする事は奥深いボーテングを楽しめると思います。既成ボートでは
   ただ単 に、艇は遊 び の道具の一つでしかないのです。
*自作の問題点として、ある程度、完成度のあるボートが出来るのか不安がある。自作経験の豊富なアドバイサーがいるのが一
   番よいのであるが、私 の経験では始めは不安であるが、一歩踏み出せばその不安はしだいにどん欲な探求心を伴って、解決
   するでしょう。
*手頃な費用でボートが手に入るというのも、自作する動機のひとつです。11Ft のFRPカートップボートを例にあげると、原価は
  ¥25000程度で、人件費、流通経費、利益などで販売価格は¥350,000程度と約15倍である。S&Gで同等なボートの材
  料費は約¥40000で 夢が手にはいります。
*完成までに多くの時間が掛かると言う問題もありますが、しかし逆で考えてみると、材料費/時間は時間当たりの趣味の代価は
  ¥40000/120hで時 間当たり330円で、楽しみながらボートを作ればかなり安価な趣味といつてもよいでしょう、そして自作
  は、既成ボートの購入と違い、完成まで間「夢」があります、また完成後にはボートでマリンライフが待っています。
*ボートが乗れる状態はまだ完成度は6-7割り程度である、使って初めて、問題点が解り、それを改良し自分だけのボートにする
   のも楽しみのひとつである。ボートの安定性を増したり、スピードアップの為、船外機のセツテングを変えたり、艤装品を追加した
   り、ボートを自作し、知識量も増え、新たな問題も見つけることが出来るでしょう。
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プロとアマ
 プロとアマチュアの違いはその段取りにあります。プロは「段取り7分に仕事が3分」と言われるように作業前の準備を的確に行
   っています。プロはその経験により、仕事の流れ、問題点、注意点など把握し事前に準備ができますが、経験の少ないアマチュ
   アは何を準備してよいか解らずにまず仕事をします、そして不具合の修正に多くの時間を費やし、出来上がったボートに満足感
   も得られないこともあります。この「自作ボートマニュアル」を理解 して、段取りを少しでも良くし、大きな失敗のないボート製作を
   して下さい。
*自作ボートボートマニュアルをステッチ&グルー工法をメインとして、リニューアルしました。まだ不十分ですが今後、加筆、修正
   し皆様のバイブル書になるようにしたいと思っています。
*自作ボートを作ってみたいがどのように作ってよいのか解らない人、ほんとうに出来るのかという不安をもっている人など 潜在
   的な自作 マニヤはい ると思っています。しかし 他のホームページでも部分的なマニュアルは閲覧することはできますが、全
   体的な建造に対してのマニュアルは私の知 っている範囲 ではありません。今後それを目指してこのマニュアルブックの完成度
   を上げていくつもりです。
*ボートの建造技術は欧米から伝わったので、カタカナ文字がおおく、その上慣れない専門用語で文字だけでは理解しずらいと思
   います、 画像、イラストを使い解り易い、マニアルにしようと思っています。
*この自作ボートマニュアルはただボートの作り方の説明だけでなく、ボートの基本を知っていただく為に私の本業である、ボート
  設計の技 術的な考え 述べ、いままで抽象的であった作り方をもつと数値で具体的に表現し、歴史的背景なども折込んだマニュ
  アルにしようと思っています。
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